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25日目



朝起きる。
約束の時間には十分間に合いそうだ。

ニューワールドホテルはこの辺りで一番新しくて大きなホテル。
きっとロビーでネットぐらいできるかな、と早めに出た。
パソコンやっちゃダメって言われても、宿泊客と待ち合わせですって言えばどうにかなるかなと思いながら。


8時ちょっと過ぎ。
彼女はやってきた。ホテルの外から。

朝早く起きて散歩をしていたらしい。


早速タクシーでどこぞへ向かう。

なんか美味しい店でもあるのかな?
とりあえず、彼女に任せる。

タクシー代も払ってくれた、、、、すみません。。。

着いたお店は閉まっていた。
昨日彼女はここでご飯をしたらしいが、今日はあいにく閉店のようだった。

しょうがないので、近くのお店を探す。

バインミーの屋台があったので、そこにしようと僕が言ったが、彼女は屋外は嫌らしい。
あぁ、、、バインミー。。。。


で、オープンカフェにいくが、フードはやって無いらしく、結局、そこでコーヒを飲みながら
目の前の屋台でバインミーを買った。
彼女が手慣れた感じでバインミーを二つ買ってくれた。。
また、おごってもらってしまう。
コーヒー代も。。。

だけど、彼女はパクチーが苦手らしく、一口食べてやめてしまった。
で、一口かじったバインミーを僕にくれた。

僕が食べ終わると、またどこかに向かう。

近くの民家っぽいところにはいっていった。

なんでも従兄弟が住んでるらしい。
昨日そんなこと言ったっけ?
よくわかんないが、まぁいいや。

中に入ると、男性が一人、奥でおばさんが料理をしていた。

「ようこそ、今日は誕生日だから料理を準備してたんだ!!」
と、男性が言う。

よくわからんが、僕も一緒に歓迎されているっぽい。
テレビではK-1がやっていて、「これ日本だよね」と言われる。

テーブルに着くと、ご飯と焼いた豚バラ肉、サヤインゲンの炒め物、ジャガイモの煮物があった。
飲み物もいただいて色々話していると、
彼のは34歳、僕と誕生日は1日違い。
彼女は日本人の森さんと言う看護婦さんで浦和に住んでいるらしい。
この春結婚するらしい。
だけど、森さんはヘビースモーカーなのでそれが嫌だと言っていた。

話はまた僕の旅の事になり、
次はカンボジアに行きますと言ったら、
彼はカンボジアのホテルで働いていて
次来る時は半額にしてあげるよと言ってくれた。
横で彼女がいちいち驚いていた。

で、「カンボジアのホテルにはカジノがあるんだが、お前カジノは好きか?日本人はみんな好きだぞ。」
と言われたので、「あんまり好きじゃない。」と答えた。

すると、男性は
「今度泊まる時は、カジノで俺がディーラーに上手く言ってやるから100%勝てるぞ!
ただし、勝ったら山分けだからな。よし、今からルール教えてやるからちょっとふたりとも2階においで。」と言い、僕らを2階に案内した。
興味は無かったが、ご飯をごちそうになった手前、話だけつきあう事にした。


男性の部屋はベッドとテーブルだけの簡単な部屋だった。
テーブルにはマージャン牌が置いてあった。

マージャン牌に僕が興味を示すと
「お前麻雀できるか?」と聞かれたが、
結構忘れてしまっていたので、そう答えた。
(高校の頃はネットで東風荘とか徹夜でやってたのになぁ。。)

で、男性は横からカジノのチップがはいったケースとトランプを出してきて、
僕と女の子の前に置いた。

ゲームの名前はスーパーファン9だっけな?
良く覚えてないけど。

まず男性が、手慣れたカードさばきで、何故かマジックを披露する。
何故いきなり手品、、、、?


手品が終わり、横で女の子がキャーキャー言っていた。

で、さっそく紙に、そのゲームのルールを書き出した。

説明の途中で、さっきのオバさんが部屋のドアを開けて何やら言った。

なんでも男性の麻雀友達が来るらしい。

その友達は名前を「Mr.マリック」。
80歳のおじいちゃんだそうだが、一度の麻雀で60万円ぐらいのお金をかけるとんだと説明してくれた。
一通りゲームのルールの説明が終わると、タイミングよくその「Mr.マリック」がやってきたらしい。
男性は僕に、「今教えたゲームをMr.マリックとやってくれ!それで、お前を勝たせてやるから、勝ったら俺にチップをくれ。」と言い出した。

「ほら、先にお前にチップをやるからこれで頼む!! 横の彼女はお前のガールフレンドだってことにしてさ!」と言って、僕の手を取り彼女の方に回した。
「お前にもやるからさ!な?」と、彼女のバッグにもお金を入れた。。。


明らかに、不自然な状況だった。


その話が終わると、コレまたグッドタイミングでおじいちゃん登場。
指にでっかい指輪をつけた金縁眼鏡のおじいちゃんだった。

男性が、「早く金を隠せ!」と目配せする。

「ほら、さっき言った通り、お前からスーパーファン9しませんか?って言ってくれよ。」
と男性が英語で言う。

僕は「ノー。」と返す。

「なんで言わないんだ?勝てるんだぞ?Mr.マリックは英語わかんないから大丈夫だって!」
と、しきりに促される。

「じゃあ、お前は見てるだけでいいから、彼女が代わりにプレイする。だから見ててくれ。」
やらなくてもいいけど、見てなくちゃいけないらしい。
で、後で彼女が大負けするとかして、きっと色々あるんだろうなぁ。。。

こりゃ昔ネットで読んだ詐欺だな。。。。

と思い、


「俺は絶対やらない。そんなにやりたきゃ電話で麻雀友達呼べば良いじゃん。
とにかく、絶対やらないし、そんな時間があるなら、俺は次の場所に移動する!」

断固拒否ってると、ようやくあきらめたのか
男性は片手で額を押さえクビを振り、もう片方の手で出てけと手を動かした。



家を出る際にオバさんに「料理美味しい」と片言のベトナム語で話したら
上から男性が降りてきて、またシッシと手を振った。


帰り際彼女は「ごめんなさい、従兄弟はとってもfunな人なの。」と言う。

さすがにあれはfunなんかじゃないと思いながら、「大丈夫。」と返した。

この後彼女は近くのマーケットに行くと言うので、
一緒に行っても良いかと聞くと、「良いよ。」と言った。

が、すぐにさっき男性からもらったお金が鞄に入りっぱなしだった事に気がつき、さっきの男性に電話をする。
すぐに電話を切った彼女は「彼は今からお父さんが入院している病院に行かないといけないから、そこでお金を渡す事になった。一緒にマーケットいけなくなったの、ごめんなさい。」と言う。

まぁ、正直どっちでもよかったの。

すぐに彼女はタクシーを止めて僕を乗せた。

「絶対今夜メールするから、予定があったら明日会いましょう!シンガポールにきたらウチに泊まってね。」と発車間際に言っていた。



そんなこんなで、予定よりだいぶ早く美大に到着。

待ち合わせの時間まで座ってPCをやる。

で、昨日の女の子が約束の時間にやってきた。
なんか、今は忙しいから、4時からなら一緒に行けるけどどうする?と言っている。

ここまできたら待つしかないので、またさらにぶらぶら歩き4時間ほど時間をつぶす。

4時になり彼女がやってきた。
どうやらバスで行くらしい。
バスに乗りしばし揺られていると、女の子の前に座っていたおばあちゃんが、おもむろに
女の子に茹でトウモロコシをくれた。。。。。何故?

どこかよくわからな場所に到着し、そこからさらにバイタクを拾う。
前にオッサン、後ろに女の子と言う3人乗りだ。
嬉しいやら悲しいやら、よくわからないままバイクは走り出す。

15分ほど走ってバイクが止まる。

その通りの小道をはいったところに HIMIKO BISUAL CAFEはあった。

ようやくあった。。。。。

2階に上がると、店内いたる所に絵がかけてあった。

だが、店内には店員さんっぽい人が一人いるだけ。。
まさか、HIMIKOいないんじゃ、、、、、オーナーがかわったとかかな。。。。。。
とか、色々心配していると、女の子が察してくれたのか
「今からHIMIKOに電話しますね。」と。

、、、、、、、、、、、、、、電話番号しってるのね。


手短に電話を切ると、あと15分ほどできますよと、女の子が言った。



15分後一人の女性が店内に入ってきた。

どうやらこの人がHIMIKOさんらしい。。。
ようやくあえた!!!!

ナイストゥーミーチュー!と言うと。
「コンニチハ。」と日本語が返ってきた。


なんでも2年間ほど日本に滞在していたらしく
英語より日本語の方が話せるとのこと。

今回の主旨を説明すると、ホーチミンのアートの状況を話してくれた。


ホーチミンのコンテンポラリーアートは、まだまだインスタレーションやペイントが多く、
政府の検閲がはいるのでそれに引っかかると展示もできないそうだ。
店内にかけてあるヌードを使った写真はHIMIKOさんの作品だそうだが、
ヌードなため、展示する事はできず、自分のお店にかけるぐらいしかできないらしい。

で、なんでホーチミンでこういったスペースをやってるのかを聞いたら、

ハノイはアート活動を行うのに助成金がいくつもあり、そういったお金で活動ができるのに対し、
ホーチミンは助成がないので全て自分たちで行わないといけないらしい。
だけど、ベトナムは南北の経済格差があり、北にある首都のハノイより、南のホーチミンの方が豊かなので
もし、南出身のHIMIKOさんがハノイで何かをしようとすると、全てのものが割高になりとてもじゃないがやっていけないそうだ。



いろいろ、展覧会のカタログなどもみせてもらう。



それで、ホーチミンで若いアーティストに会いたいなら、今週の土曜日にここでワークショップがあるからそれを見学すればいいよといってくれた。
他には24日にホーチミンの若いアーティストが100人ぐらい集まるパーティーがあると教えてくれたが、
残念ながらその日は、カンボジアかタイかインドネシアにいる予定だった。。。

なので、ワークショップだけでもみたかったが、そこに参加して、アーティストと知り合いになって、、、、とかやってたら、週明けハノイに行ける日が2日ぐらいしか無くなっちゃう。。

それなら、明日の水曜日にハノイに行って土曜日のワークショップまでに帰ってこれば、
3日はハノイにいられる!!

よし、そうしよう!
明日ハノイに行こう!!!

そうHIMIKOさんに伝え、彼女にハノイの知り合いを紹介してもらう。
なんでも新聞社の方だそうだ。

時間は19時過ぎ。
チケットってまだ間に合うのかな?

HIMIKOさんにお礼を言い、急ぎ宿に帰る。

、、、、つもりだったが、タクシー代をケチったらまた迷子になり、
宿に着いたのは10時頃だった。

さっそく旅行会社に行く。
こんな時間でも開いているのは、さすがバックパッカーの街。

スタッフに尋ねると、今日中なら明日の午前の飛行機が手配できるとのこと。

だけど、片道105$。

所持金が足りない。。。。

下ろそうにも、プラスのカードが使えるATMが近くになかった。

スタッフの男性に、ATM見つけたらまた来ますと伝えお店を後にする。

で、やってきたのはネットカフェ。

はじめからこうすればよかったのに、、、、と、
ネットで格安チケットを検索すると、
JET STARという会社が扱っていた。
ネットで申し込み可能で、明日のチケットも大丈夫みたい!!

なんとか無事チケットを購入し宿に帰ると、
宿のオーナー家族が1階で川の字になって寝ていた。。。。。
女の子達を起こさないように、そっと頭の横を歩いて階段を上っていく。。。
う~ん、、、、さすが家族経営ゲストハウス。。。


さて、荷造りしなきゃ!



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非公開コメント

なるほど。
出だし、沢木コウタロウさんかと思いましたよ。
生きてますね。葛さん!


どうにか生きていますが、最初にバンコクでおなかの調子が悪くなったとき以来のおなか具合です。
屋台の生野菜か、ばっちぃ水で洗った食器か、はたまた氷か、、、、思い当たることはいっぱいあるのですが、生野菜の確率高そうです。

明日カンボジア入りして、明後日アンコールワットです!!!

十分生きて、また鍋作って下さい。
おきをつけて。そして取手にてお待ちしています。


取手にもどったら、報告(鍋)会しますねー。

東南アジアのマズいものの紹介とか。
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